東海テレビドキュメンタリー劇場

上映作品

PROGRAM

=出演
=ナレーター
=プロデューサー
=ディレクター
=監督
=脚本
=撮影
=編集
=音楽

東海テレビドキュメンタリー劇場

平成ジレンマ
A
平成ジレンマ2010年/98分
中村獅童
阿武野勝彦
齊藤潤一
村田敦崇
山本哲二
村井秀清

「戸塚ヨットスクール事件」で時代のヒーローから一転、希代の悪役となった戸塚宏校長の今。平成ニッポンが抱えるジレンマを圧倒的な迫力で突きつける。モントリオール世界映画祭招待作品。

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青空どろぼう
B
青空どろぼう2010年/94分
宮本信子
阿武野勝彦
阿武野勝彦、鈴木祐司
塩屋久夫
奥田繁
本多俊之

三重県四日市市。美しかったあの空を奪ったのは誰? 公害裁判へ立ち上がった人々と、40年にわたり写真とペンで彼らを支えた記録人・澤井余志郎の魂の物語。日本民間放送連盟最優秀賞を「セシウムさん事件」で受賞を辞退した作品。

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死刑弁護人
C
死刑弁護人2012年/97分
山本太郎
阿武野勝彦
齊藤潤一
岩井彰彦
山本哲二
村井秀清

「オウム真理教事件」「和歌山毒カレー事件」「光市母子殺害事件」などを担当する弁護士・安田好弘の生き様。見る前と後では世界が確実に違って見える究極の一本。

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長良川ド根性
D
長良川ド根性2012年/80分
宮本信子
阿武野勝彦
阿武野勝彦、片本武志
田中聖介
奥田繁
本多俊之

清流を遮る「長良川河口堰」。建設をめぐり推進・反対が激しく対立するが国策は止まらない。公益とは? 民意とは? 現代日本の構造的な難問を鮮烈に描く。

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約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯
E
約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯2012年/120分
仲代達矢、樹木希林、天野鎮雄、山本太郎
寺島しのぶ
阿武野勝彦
脚・監
齊藤潤一
坂井洋紀
奥田繁
本多俊之
監修
門脇康郎

独房から無実を訴え続ける死刑囚・奥西勝を日本映画界の至宝・仲代達矢が演じる。本作は映画とジャーナリズムが日本の司法の根底に突きつける異議申立。

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ホームレス理事長 退学球児再生計画
F
ホームレス理事長 退学球児再生計画 〈2016年版〉2016年/112分
阿武野勝彦
圡方宏史
中根芳樹
高見順
村井秀清

「退学球児に再び野球と勉強の場を」と謳ったNPO。でも何かがおかしい…。賛否両論、毀誉褒貶。ドキュメンタリーの可笑しさと真の恐ろしさが凝縮された怪作。

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神宮希林
G
神宮希林2014年/96分
旅人
樹木希林
阿武野勝彦
伏原健之
中根芳樹、谷口たつみ
奥田繁
村井秀清

式年遷宮をめぐる旅人は、女優・樹木希林。「自分の身を始末していく感覚で毎日を過ごしている」そう語る希林さんの人生初めてのお伊勢参りのロードムービー。

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ヤクザと憲法
H
ヤクザと憲法2015年/96分
阿武野勝彦
圡方宏史
中根芳樹
山本哲二
村井秀清

実録じゃなくて、これはホンモノ! ヤクザの世界でキャメラが廻る。社会と反社会、権力と暴力、ヤクザと人権? 強面たちの知られざる日常からニッポンの淵が見えてくる。

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ふたりの死刑囚
I
ふたりの死刑囚2015年/85分
仲代達矢
齊藤潤一
鎌田麗香
坂井洋紀
奥田繁
本多俊之
監修
門脇康郎

釈放された袴田巌と獄死した奥西勝。冤罪を訴え続けたふたりの死刑囚とその家族の人生から、「法治国家」ニッポンの司法が裁いた、否、犯した罪を問い詰める。

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人生フルーツ
J
人生フルーツ2016年/91分
樹木希林
阿武野勝彦
伏原健之
村田敦崇
奥田繁
村井秀清

建築家の津端修一さん(90歳)と妻の英子さん(87歳)。四季折々のふたりの暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索がはじまる。

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眠る村
K
眠る村2018年/96分
仲代達矢
阿武野勝彦
齊藤潤一、鎌田麗香
坂井洋紀
奥田繁
本多俊之
監修
門脇康郎

決定的な物証の不在、自白の信憑性、二転三転した村人たちの供述…。戦後唯一、司法が無罪からの逆転死刑判決を下した名張毒ぶどう酒事件の謎に迫る渾身のミステリー。

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さよならテレビ
L
さよならテレビ2019年/109分
阿武野勝彦
圡方宏史
中根芳樹
高見順
和田貴史

果たして今のテレビにレゾンデートルはあるのか? 東海テレビが自社の報道部にカメラを入れた毀誉褒貶激しい「問題作」。薄っぺらいメディアリテラシーはもうたくさん!

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おかえり ただいま
M
おかえり ただいま2020年/112分
斉藤由貴、佐津川愛美
阿武野勝彦
監・脚
齊藤潤一
助監・取材
繁澤かおる
村田敦崇、坂井洋紀、米野真碁
山本哲二
村井秀清

2007年の名古屋闇サイト殺人事件発生直後から取材を続けてきた東海テレビが、記録映像とドラマによって事件の背景、被害者と加害者それぞれの人生を描き出す。

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セレクション

光と影 ~光市母子殺害事件 弁護団の300日~
N
光と影 ~光市母子殺害事件 弁護団の300日~2008年/47分
寺島しのぶ
阿武野勝彦
齊藤潤一
岩井彰彦
山本哲二

18歳の被告を「死刑にしろ、弁護不要」と熱狂する世論。鬼畜とバッシングされた弁護団の内側にカメラを入れ、社会の深層を照射してみせたマスターピース。

罪と罰 娘を奪われた母 弟を失った兄 息子を殺された父』
N
罪と罰 ~娘を奪われた母 弟を失った兄 息子を殺された父~2009年/47分
藤原竜也
阿武野勝彦
齊藤潤一
板谷達男
山本哲二

はたして犯罪被害者は、みな加害者の極刑を求めているのか…。最愛の肉親を殺害された3人への取材が遺族の多様な思いと死刑制度の現実を明らかにしていく。

裁判長のお弁当
O
裁判長のお弁当2007年/47分
宮本信子
阿武野勝彦
齊藤潤一
板谷達男
奥田繁

日曜以外は夜遅くまで働く。食事も外へは出ず、執務室で昼と夜、愛妻弁当…。日本ではじめて現役の裁判長に長期密着し、その肉声と裁判所内部の様子を映し出す。

検事のふろしき
O
検事のふろしき2009年/53分
宮本信子
阿武野勝彦
齊藤潤一
塩屋久夫
奥田繁
本多俊之

裁判員裁判の導入前夜、日本ではじめて検察庁内部の長期密着取材を敢行。「公益の代表」たる検事たちの知られざる姿を映像化。検事の濃紺の風呂敷の中身とは?

とうちゃんはエジソン
P
とうちゃんはエジソン2003年/47分
宮本信子
阿武野勝彦
伏原健之
中根芳樹
奥田繁

山奥の工房で福祉用具の開発を続ける「三河のエジソン」こと加藤源重さんと、彼を支える信子夫人の物語。女優・宮本信子が、信子夫人の一人称で優しく語る。

母の絵日記
P
母の絵日記2010年/47分
吉岡秀隆
阿武野勝彦
吉野健
田中聖介
高見順
村井秀清

バイク事故で片脚を失った若きスキーヤーが2010年バンクーバー・パラリンピックに挑んだ4年間の轍を養母が描きためた絵日記に重ねて辿るスポーツ・ドキュメンタリー。

黒いダイヤ
Q
黒いダイヤ2005年/47分
石倉三郎
プ・デ
阿武野勝彦
村田敦崇
西野博

中部国際空港建設の対岸。反対していた伊勢湾の埋め立てに合意の調印をした直後、野間漁業協同組合会長からふいにこぼれた涙…。豊穣の海を守ろうと闘い続けた漁師たちの記録。

約束~日本一のダムが奪うもの~
Q
約束 ~日本一のダムが奪うもの~2007年/48分
小西美帆
プ・デ
阿武野勝彦
塩屋久夫
山本哲二
間宮芳生
取材
鈴木祐司

推進と反対に村が割れた徳山ダム建設。平成の市町村合併にまぎれ、行政は付け替え道路の約束を反故に。故郷を奪われ、道まで奪われた村民の断ちえない怒りを写しとる。

阿武野勝彦アーリーワークス

ガウディへの旅〜世紀を超えた建築家〜
R
ガウディへの旅 ~世紀を超えた建築家~1989年/64分
奥田瑛二
髙松良丸
松川八洲雄
阿武野勝彦
中島洋
森下文男

「季節が流れる、城寨が見える」。アントニ・ガウディが亡くなったのは1926年。刻々と変わりゆく時代を背景に、いまなお成長するサグラダ・ファミリアとランボーの詩が重なる。

ラポールの贈りもの〜愛知の腎臓移植〜
S
ラポールの贈りもの ~愛知の腎臓移植~1990年/51分
ナ・デ
阿武野勝彦
塩屋久夫
西野博

この国の臓器移植はどうなっていくのか? 愛知県の移植医療の現場を見つめ、ドナーとレシピエント双方の視点から、日本人の死生観と移植医療の将来を考える。

はたらいて はたらいて~小児科診療所と老人たち~
S
はたらいて はたらいて ~小児科診療所と老人たち~1991年/51分
森本レオ
プ・デ
阿武野勝彦
塩屋久夫
奥田繁

名古屋駅西にある小児科医院で、長年、下町の地域医療を担ってきた水野康子医師。独居する老人たちとのおしゃべりから、少子高齢社会の実相が見えてくる。

村と戦争
T
村と戦争1995年/71分
杉浦直樹
プ・デ
阿武野勝彦
岩井彰彦
山本哲二

岐阜県東白川村、人口3,000人。戦後50年という年に、村の古老たちが平和祈念館に収めるために戦争関連の遺品を収集していた。半世紀たった山里で戦時品が語りだす。

特別上映作品

光樹木希林の天国からコンニチワ
U
樹木希林の天国からコンニチワ2019年/94分
樹木希林、内田也哉子
鈴木敏夫
阿武野勝彦
圡方宏史
中根芳樹
高見順
村井秀清

2018年9月に亡くなった女優・樹木希林。晩年の希林さんは「地方の恵まれないローカル局」と呼び親しんだ東海テレビのクルーと40日間を超える旅をしていた。その足跡を娘の内田也哉子さんと巡る。伊勢、静岡、長野、そして、京都へ。見えない力に導かれるように、希林さんが遺した「謎」にふれる。

大名古屋狂詩曲
V
大名古屋狂詩曲 総理をねらう男と、民主主義2021年/70分
河村たかし
山田昌
演出・プ
伏原健之
神谷美紀、岡山克平
北村昌人
高見順
和田貴史

名古屋市長“河村たかし”とは何者なのか? 大村知事のリコール署名偽造事件をめぐり、署名活動に積極的に関わった河村市長の責任が問われている。そんな中、河村市長は4期目の当選を果たす。2021年4月に行われた名古屋市長選挙に密着しながら、真の民主主義を問う。